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Channel: 高世仁のジャーナルな日々
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いま脚光を浴びるリトアニア

 きょうは猛暑のなか、背丈より高く茂った雑草を抜きながらジャガイモを収穫するという重労働をやって日射病寸前になった。この辺は32度くらいになっていたはずだ。いつになったら秋の涼しさがやってくるのか。シロザという雑草でジャングルのようになったイモ畑。大きなものは2人がかり、3人がかりで引き抜く。まるで「大きなカブ」みたいに...

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関東大震災の虐殺100年によせて9

 杉良太郎、見なおした。20日の朝日夕刊一面 44歳のときから35年間、ベトナムの孤児だちを支援しつづけ、なんと200人もの里子を迎えてきたという。そのなかの一人、グエン・タン・ガーさんは、病気で両親を亡くして孤児院にいた12歳のとき、杉と出会って里子になり、大学に合格して日本語を学び、今では杉がベトナムに建てた「ヌイチュック杉良太郎日本語センター」で日本語を教えている。...

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安倍元首相殺害にメディアの責任

 23日(土)、JCJ(日本ジャーナリスト会議)の贈賞式に行く。 今年のJCJ大賞は鈴木エイトさん。大メディアが沈黙するなか、一人で巨大組織に立ち向かって困難な取材を続けてきた実績に、審査会では満票で大賞に選ばれたという。著作に『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』、『自民党の統一教会汚染2...

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関東大震災の虐殺100年によせて10

 ミュンヘンで開かれたモーターショーをNHKの有馬嘉男ヨーロッパ総局長が取材していた。 存在感を見せつけたのは中国メーカーで、EV売り上げ世界一のBYDはじめ、前回の倍をこえる75社が参加したという。NHK国際報道より...

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世界に誇れる「山田堰」(中村哲)

 3日の「素粒子」(朝日新聞夕刊のコラム)から。 記事中の数字に息をのむ。 × × 895億円(6億ドル)も。ささやかれる大谷の移籍費。 × × 性被害の補償要求が325人。「SMILE-UP.」 × × 1ドルは149円80銭台。きのう、年初来の安値を更新。 × × 27.23度。東京、名古屋、大阪、福岡の4都市の9月の平均気温。むろん過去最高。  これらの数字がいろんな「問題」を象徴している。...

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日本の高校生がアフガン「地下学校」と交流

 去年秋に取材したアフガニスタンの「地下学校」。takase.hatenablog.jp 3日、東京都内で「地下学校」の生徒や校長と日本の高校生とのオンライン交流会が行われ、同世代の少女たちが将来の夢や日常生活について意見を交換し合った。...

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「ウクライナは1週間でおしまいだ」(プーチン)

 ウクライナ東部のハルキウ州で2日続けてロシア軍による攻撃があり、50人以上が死亡した。NHKニュースより 5日は犠牲者を追悼するため村の住民が集まっていたところにミサイル攻撃を受け、子どもを含む52人が犠牲になり、翌6日も攻撃で子どもが亡くなった。民間人が集まっているところを狙い撃ちしたと思われる。国連は調査団を現地に派遣し、情報収集を進めることになった。...

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不運だったが不幸じゃない―冤罪被害者 桜井昌司さんの生き方

 10月5日は、拉致被害者、横田めぐみさんの誕生日。...

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関東大震災の虐殺100年によせて11

 きょう、国と熊本県は水俣病認定に関する大阪地裁の判決を不服として控訴した。これ以上患者を苦しめてどうしようというのか。 9月27日、大阪地裁は、特別措置法の基準外でも水俣病にり患する可能性があるとする、初めての司法判断を示して原告全員を水俣病と認定。国と熊本県、チッソに合わせておよそ3億5000万円の賠償を命じる判決を言い渡した。NHKニュースよりNHKニュースより朝日新聞9月28日朝刊...

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ハマス・イスラエルの抗争によせて―冷戦期の負の遺産の総括を

 ハマスとイスラエルの抗争がこれまでにない規模になっている。 7日、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが突如、イスラエルへの攻撃を開始。イスラエル側も激しい空爆で応酬し、これまでに双方の死者は2100人を超えた(11日早朝現在)という。 「これはイスラエルにとっての911だ」とイスラエルは「戦争状態」を宣言した。...

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ウクライナ取材の現場から1

 だいぶご無沙汰しました。実はウクライナを取材していました。去年アフガニスタンを取材したときと同じく、ジャーナリストの遠藤正雄さんと一緒です。遠藤さんはベトナム戦争をはじめ世界中の戦争、紛争を取材してきたベテランで、今回もたくさんのことを教わりました。...

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ウクライナ取材の現場から2

 10月17日(火)は、行政サービスの届きにくい最前線の集落に食料を配る活動を取材した。 向かったのは反転攻勢の焦点の地域で、砲声が響き、いつ砲弾が落ちるかわからないなか家々を回っていく。この危険な活動をやっているのは大学休学中の20歳の学生マックス(愛称)で、ロシアが侵攻した去年2月24日の2日後、26日に避難民の救援をはじめ、その後、前線に支援を届けるプロジェクトを一人で立ち上げたという。...

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ウクライナ取材の現場から3

 10月18日(水)。朝冷え込んで零下。ウクライナはもう冬の寒ささ。 ウクライナが押している南部戦線から、最近ロシアが圧力を強める東部戦線のドネツク州前線線へ移動し、砲兵部隊を取材した。秋の気配が深い平原を前線に向けて走る。向こうからくる軍用車や救急車とすれ違う。道の両側には肥沃な黒土がひろがる...

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ウクライナ取材の現場から4

 ウクライナ東部ドネツク州のクラマトルスクという大きな町で民間のアパートを借りて泊っている。「民泊」である。5階の台所から見た夕暮れ。社会主義時代に建てられた「質実剛健」風のアパート群。 通訳を含め3人で1泊20ドルほど。きょうはパンとハム、チーズをスーパーで買って昼と夜はサンドイッチですました。お金を取材費に回すようにして節約している。...

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ウクライナ取材の現場から5

10月19日(木)。 朝、通訳が「深夜のミサイルはここから20kmの町、コンスタンティノフカに4発落ちて、学校と集合住宅6棟が破壊された」とテレグラムに掲載された写真を見せてくれた。工場、学校、病院はじめ生活に必要な施設を狙うのがロシアのやり口だ。...

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ウクライナ取材の現場から6

 私たちはウクライナ東部ドネツク州のクラマトルスク市にいる。ドネツク州の東側はロシアに占拠され、プーチンは「ロシアに併合した」と宣言した。ドネツクの州都だったドネツク市もロシア側にある。結果、ウクライナではこちら側にあるクラマトルスクが事実上のドネツク州の「州都」とされている。...

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ウクライナ取材の現場から7

 戦地や紛争地の取材について。  私たちのような取材者は、取材される側、例えば軍の部隊にとっては負担であり、「おじゃま虫」でしかない。カメラが入るとなれば多少は掃除もして準備が必要だ。取材が始まればインタビューなどで人手も時間もとられる。その上、万が一の事態が起きれば、戦場のど素人である取材者は足手まといで自分たちの身の安全にもかかわる。...

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ウクライナ取材の現場から8

 ウクライナで意外に思ったこと、いくつか。 まず、ゼレンスキー大統領の評判が高くないのに驚いた。「国外ではもてはやされてるけど、汚職問題や経済では成果を出していない」と通訳君。彼は前回の大統領選ではゼレンスキーに投票したが、他にましな人物がいなかっただけ、と醒めている。前線近くの兵士に聞いても「いいとこもあればダメなとこもあって、まあ『そこそこ』かな」との答え。...

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ウクライナ取材の現場から9

 「戦争は誰にとっても恐怖です。私にとっても」これに続けて、「恐怖を認めるには勇気がいります。私たちには勇気が必要です」とある。町の道路沿いにこうした看板が立っている。戦意高揚のためと思われるが、命を捨てて、とか「欲しがりません、勝つまでは」的なイケイケのものは見られない。...

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ウクライナ取材の現場から10

 10月23日夜、ウクライナ南部のザポリージャ市のホテルに一泊。翌24日の朝さっそくミサイルが落ちた場所を見に行く。...

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